Friday 5 July 2013

Windows7 エクスプローラー プレビューペイン レジストリ

所々微妙な間違いあり。 補正しつつお読み下さい。

みゃうのリカバリーをする前に
http://blogs.yahoo.co.jp/akio_myau
Windows 7のエクスプローラーのプレビューウインドウで対応していないファイルの拡張子を表示する。
http://blogs.yahoo.co.jp/akio_myau/45069795.html

Windows 7のエクスプローラーのプレビューウインドウで対応していないファイルの拡張子を表示する。

Windows 7のエクスプローラーではプレビューウインドウでファイルを開かずともプレビューを表示させることで中身を確認することが出来ます。




但し、すべてのファイルに対応しているわけではありません。
例えば、WordやExcelでは通常のファイルは対応していますが、マクロを含むものなどは対応していません。

この場合、見れるようにするにはレジストリーの変更が必要になります。
レジストリーの変更の際には必ず、レジストリーのバックアップを取り、自己責任の範疇で実行してください。

使用できるビューアーの確認

ファイル名を指定して実行を選び
regedit.exe
と入力して、Enterキーを押します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\PreviewHandlers
を開きます。




ここで登録されているのが現在使用できるビューアになります。
そして、対応する拡張子に対応するビューアーを探します。
そして、キー名の名前をコピーしておきます。

例、Excelなら
{00020827-0000-0000-C000-000000000046}
Wordなら
{84F66100-FF7C-4fb4-B0C0-02CD7FB668FE}
といった具合に。(なお、バージョン等でキー名が異なる可能性もあるので必ず自分の環境で確認してください。




次に変更したい拡張子のレジストリーを探します。
HKEY_CLASSES_ROOT\
のあとの部分にファイルの拡張子が来ます。
xlsxであれば、
HKEY_CLASSES_ROOT\.xlsx
といった具合に探します。
その下に
ShellEx\{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}というキーを作成します。
ShellExがある場合には、{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}だけをキーを作成します。
作成したら、そのキーの「値の名前」(既定)をダブルクリックして、値に先ほど見つけたビューアのキー名を「値のデータ」に入れます。
Excelなら
{00020827-0000-0000-C000-000000000046}
Wordなら
{84F66100-FF7C-4fb4-B0C0-02CD7FB668FE}
といった具合にこれで見えるようになるはずです。


もし、xxxプレビューアーにエラーがあるため、このファイルはプレビュー表示できません。
といったエラーが出た場合には、その状態から一度右クリックし、プログラムから開くで
該当のソフトで起動してみてください

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個人的な φ(`д´)メモメモ…
http://yamori-jp.blogspot.jp/
Window7のプレビューペインを使いこなす
http://yamori-jp.blogspot.jp/2011/04/window7.html


Window7のエクスプローラーに標準で組み込まれているプレビュー機能をいろいろと設定してみたメモ。
不明なファイルはとりあえずテキストエディタで開いてみるくせがある私にとって、使いこなせば重宝するものになる...かも知れないので、非表示はやめていろいろ設定してみた。
おそらく、Outlook2007の添付ファイルプレビューも同じ方法で設定できると思う。
さしあたって、デフォルトの状態では圧倒的に表示できるファイルが少ない。(だから、非表示で使用するようになったんだと思う。)
調べてみると、エクスプローラーでファイルを選択すると、プレビューハンドラというコンポーネントにファイルの中身が渡されてプレビューが表示される仕組みのようだ。で、どのプレビューハンドラが呼び出されるかは、レジストリで指定されているらしい。
ほとんどのファイルがプレビューできればきっと便利に違いないので、レジストリを編集してプレビューハンドラとファイルを関連付けしてやることにする。

プレビューハンドラへ拡張子を関連付ける方法

プレビューハンドラへ拡張子を関連付けるには、拡張子やファイルタイプごとに以下のレジストリキーを追加する。
HKCR\拡張子またはファイルタイプ\ShellEx\{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}\プレビューハンドラのGUID
インストールされているプレビューハンドラとGUIDは以下のレジストリを参照すればわかる。
HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\PreviewHandlers\
デフォルトのWindows7では、以下のプレビューハンドラがインストールされている。たぶん...
Windows TXT Previewer
{1531d583-8375-4d3f-b5fb-d23bbd169f22} メモ帳エンジンのテキストプレビュー。
Windows Media Player Rich Preview Handler
{031EE060-67BC-460d-8847-E4A7C5E45A27} 全然リッチじゃないメディアプレイヤーエンジンのプレビューハンドラ。ビデオファイルとか。
Windows Contact Preview Handler
{13D3C4B8-B179-4ebb-BF62-F704173E7448} 連絡先。エクスプローラーで開くようなファイルじゃないので、実質Outlook専用。
Windows Font previewer
{8a7cae0e-5951-49cb-bf20-ab3fa1e44b01} フォントのプレビュー。The quick brown fox...のアレ。
Windows RTF Previewer
{a42c2ccb-67d3-46fa-abe6-7d2f3488c7a3} 退化版Wordのリッチテキストファイルをプレビュー。

ファイルタイプと拡張子のどちらに関連付けしようか?

ファイルタイプへ設定すると属する拡張子へまとめて関連付けできるので、基本的にはファイルタイプに設定してやるのが良さそう。拡張子がどのファイルタイプに属しているかは拡張子のキーのデフォルト値をみればわかる。
HKCR\拡張子\(Default)

pythonコードをTXT Preview ハンドラでプレビューしてみる

  1. レジストリエディタを起動する。(regedit.exe)
  2. "HKCR\.py\(Default)"を参照して拡張子.pyのファイルタイプを調べる。"Python.File"となっていた。
  3. "HKCR\Python.File"へ"ShellEx"キーを作成。
  4. "HKCR\Python.File\ShellEx"キーへ"{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}"キーを作成。
  5. "{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}"キーの"(Default)"REG_SZ値へ"{1531d583-8375-4d3f-b5fb-d23bbd169f22}"を設定。
Pythonがインストールされていればファイルタイプや拡張子も登録済みのはずだが、レジストリにキーが存在しなければ単純に作成してしまえばいいと思う。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\.py\ShellEx\{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}]
@="{1531d583-8375-4d3f-b5fb-d23bbd169f22}"
レジストリを直接操作するのが面倒なら、設定ツールを公開している方がいるのでありがたく使わせてもらうと良い。Preview Handler Association Editor

デフォルトのプレビューハンドラを設定する

ひとつずつ設定していくのは面倒なので、全ての拡張子に対してデフォルトのプレビューハンドラを設定する。全ての拡張子への関連付けは"HKCR\*"へキーを作成してやればOK。
全ての拡張子に対する設定を行っても、個々ファイルタイプへの設定が優先されるので安心。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\*\shellex\{8895b1c6-b41f-4c1c-a562-0d564250836f}]
@="{1531d583-8375-4d3f-b5fb-d23bbd169f22}"

TXT Previewer の表示フォントを変更する方法

TXT Previewerのプレビュー時のフォントがアレなので非常に見難い。
フォントの設定ははメモ帳(notepad.exe)の設定を見ているようなので、これを変更する。
  1. メモ帳を起動
  2. メニューから「フォーマット」 > 「フォント」を選択
  3. ダイアログで好きなフォントを選ぶ
  4. メモ帳を終了して設定を保存

プレビューハンドラの追加

プレビューハンドラを追加でインストールすれば、対応するファイルを増やしたり、よりリッチなプレビューを表示できる。プレビューハンドラ単品であったりアプリケーションに付随してインストールされたり、配布形式は様々。
プレビューハンドラの仕組みはOutlook2007の添付ファイルプレビューと同じものなので、そちらをキーワードとして探すとより多く見つかるかもしれない。
Microsoft Office
execlやwordのプレビューハンドラが追加される。
Adobe Acrobat
pdfファイルのプレビューができる。
Foxit PDF Preview Handler
pdfファイルのプレビュー。Adobeの代替。
Photoshop Preview Handler for Windows Vista
psdファイルのプレビューを追加。ダウンロードにCode Projectに登録が必要。
Windows Preview Handler Pack
ソースコード等(.as, .aspx, .cs, .css, .diff, .patch, .bat, .cmd, .js, .rb, .rhtml, .rjs, .sql, .vb)のプレビュー。キーワードが色付けされて見やすいが、C#なので初回のロードが遅い。
Windows Vista and Office: Writing Your Own Prevew Handlers
msdnのチュートリアル記事だが .bin, .csv, .isf, .msi, .pdf, .resx, .snk, .zipファイルのプレビューハンドラが入手できる。こちらもC#で書かれている。
等。
C#であればベースとなる雛形も入手できるので最終的には自作してしまうのも手かもしれない。

感想

面倒な設定を行ったかいがあったか、参照用のテキストファイル(READMEとか)のチラ見には結構便利に使える。
ただ、WordやPDFのような冗長なファイルのプレビューは結構重いので、不用意に選択してしまうと悲しくなる。ブラウザでリンクをクリックしたらPDFだった...。みたいな気分。重いと直接開くのとかわらんしプレビューの意味なし。
快適に使うにはプレビューハンドラの関連付け解除を含めて、この辺の取捨選択は必要かもしれない。
Posted by yamori
Labels: windows7
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